ウクレレ・ミュージックのレジェンド

今日は暑かったですね。
昨日まで、ウクレレ・メーカーについて書いていましたが、ウクレレ・ミュージックの季節といった感じです。

というわけで、CD棚からウクレレの作品を探していたら、似た作品名のものが3つありました。

 「Legends of UKULELE」 
 「LEGENDS OF THE  UKULELE」
 「LEGENDARY UKULELE」

「Legends of UKULELE」はウクレレ・コレクターとしても有名なJim Belof氏が作ったオムニバス・アルバムで、タイニー・ティムやアーサー・ゴッドプレイ、そして、ウクレレ・オーケストラ・オブ・グレートブリテン等、主にアメリカ本土のミュージシャンを中心にまとめられています。

これに対して、「LEGENDS OF THE  UKULELE」はアロハ・レディオ・ネットワークで放送されたハワイのミュージシャン(エディ・カマエ、ダニエル・ホー、ジェイく・シマブクロ等)を中心にまとめられています。

そして、上記の2アルバムにも収録されているオータサンことハーブ・オオタが、朝鮮戦争時に日本に駐留リていて、日本のミュージシャン達の前で演奏した幻の音源が「LEGENDARY UKULELE」です。
アルバムとして発売する予定も無かったので、話し声等も入るアットホームな感じでリラックスした演奏というのですが・・・
ハワイアンに限らずポップスやクラッシック等を超絶テクニックで演奏しています。
後年、アルバムとなって発売されたもの聞いたオータサンは「誰これ、もの凄く上手いね!」と驚いたそうです。
現在と違って、この頃は未だLow-Gのチューニングを使っていなかったそうですが、とても狭い音域だとは信じられない演奏です。

似た作品名ですが、聞き比べてみると、バリエーションが豊富で、これまでのウクレレ・ミュージックを作り上げてきたミュージシャン達の熱意のようなものを感じることができます。

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「Legends of UKULELE」  Pヴァイン・レコード

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「LEGENDS OF THE  UKULELE」 MUSIC CAMP

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「LEGENDARY UKULELE」 ハーブ・オオタ サンブレイン