これまで、カマカのウクレレについて書いてきました。
先日も書きましたが、カマカのハワイらしいおおらかな音色に比べて、マーチンのウクレレはドイツ移民らしい繊細な音色が特徴です。
そして、材質だけでなくブレイシング等を試行錯誤して、1916年に商用化に成功します。
(ハワイアン・コア製の型番は、スタイルの数字の後にKの文字がつきます)
そして、ソプラノ、コンサート、テナー、バリトンの各サイズと、8弦のTaropatchと10弦のTipleの種類があります。
名前ではなく実を取る人にはお勧めです。
戦前のマーチンは、色々なブランドへOEM生産していました。
有名なOliver Ditson以外にも、Belltone、Jenkins、Montgomery Ward、William J .Smith、S.S.Stewart、H.A.Weyman & Son 等があります。
もし、これらのウクレレを見つけたら要チェックです。
ひょっとしたら、格安でマーチン製のウクレレを手に入れる事ができるかもしれません。
中には、マーチンとは少し異なった仕様の物があったりして、面白いです。
Martin スタイル2
Oliver Ditson スタイル0
H.A.Weyman & Son スタイル1K
ボディはソプラノですが、マーチンよりスケールが長いモデル