カマカの多弦ウクレレ

昨日は、NHKスペシャルで紹介された、命を脅かすキラー・ストレスについて書きました。
ストレス対処法のコーピングとかありますが、ウクレレの音を聴いて癒されるのも、良いと思います。

先日、CANOPUSの6弦テナーと8弦バリトンウクレレを紹介しました。
昔のCANOPUSはハワイのメーカーの物のロゴを変えたもので、6弦テナーはSonyD製、8弦バリトンはTK.Ceniza製でした。

ウクレレは色々な国で作られていて、マーチンのように素晴らしい物もあり、日本製もなかなか出来が良いですが・・・癒される音色といえば、やはり、ハワイ製になると思います。

その反面、作りという面では、今一つです。
というか、最近のハワイ製は作りが良くなってきたのですが・・・癒される音色という面では、特徴が無くなったような感じです。
おそらく、ハワイらしい緩さが、あの音色を作っていたので、品質管理が厳しくなると、その厳密さが音色にも表れてしまうのだと思います。

個人的には、1990年位までのハワイの老舗カマカのウクレレが、いかにもハンドメイドといった感じで好みです。
その後、ウクレレブームが再来すると、生産量が増大したのか、今一つになってしまいました。
他のメーカーを意識したのか、1990年代半ばには塗装が厚く変わり、2000年代になると、デザインも一新されて、カマカらしさが薄れてしまいます。

反対に、1960年より前の指板の無い物は、音は抜群なのですが・・フレット音痴も多いので注意が必要です。
というわけで、私のお勧めは1960年~1990年に作られたカマカのウクレレです。

今日は、何本も所有しているカマカ製のウクレレの中から、多弦の物を紹介します。

イメージ 1
カマカ HF-36 6弦テナー

イメージ 2
カマカ HF-38 8弦テナー

イメージ 3
カマカ ティプレ 10弦ウクレレ
珍しいカスタムオーダー品