フェルナンド・モンテス

昨日は、私の拙い絵を紹介しました。
今日は、口直しに素晴らしい画家の作品を紹介します。

今、これを書いている机の前に飾ってあるフェルナンド・モンテスという画家の作品です。
フェルナンド・モンテスはボリビアの国民画家ですが、これは晩年にイギリスへ移住してからの作品です。
描かれているのは、座っているインディオチチカカ湖なのですが、このモチーフはお気に入りだったようで、似た作品を多く描いています。

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余分なものを排していて、抽象画のようにも見えます。
また、テンペラで描かれているのですが、落ち着いた色使いから古い日本画のようにも見えます。

静謐の画家と言われるように、高い精神性が感じられ、見ていると心が落ち着きます。
そういえば、瞑想している修行者のようにも見えますね。