世界の三大宗教といわれながら、日本での暮らしではイスラム教に接することは少ないので、一体どんな宗教なんだろう、と思うのではないでしょうか?
私も、その頃に買った入門書を引っ張り出して、読み返してみました。
結構、忘れてしまっていて、あぁそうだったと思いだしています。
それに、砂漠地帯で生まれた宗教という感じで、日本の風土に向いていないような感じもします。
もちろん、イスラム教が日本に入ってきたのが遅かったというのもあると思いますが・・・
結構なんでも取り込んでしまう日本文化に、あまりイスラム教が入っていないのは、そんな訳もあるのではないでしょうか?
そういえば、中国でも、仏教はすぐに中国文化にとりこまれましたが、イスラム教(回教)は、西域以外では、あまりとりこまれませんでしたね。
このためか、イスラム教は豊かな地域よりは貧しい地域で広まったように感じます。
(石油などで現在は豊かになっている地域もありますが)
豊かな国でも、恵まれない人々がイスラム教へ改宗することが多い要因が、そんなところにもあるのではないでしょうか。
これは、メジャーな宗教の教祖としては珍しいかもしれません。
このため、基本的に戦争は避けますが、身を守るためにやむを得ず戦争をすることは認めているので、テロリストに都合よく解釈されるのではないでしょうか?
(ジハードとはイスラムのために努力することで、聖戦と訳すのはあやまりだとか・・・)
また、他の宗教を信じる者も否定していませんが、イスラム教を唯一最高と強調しすぎる面があるように思えます。
これも、テロリストの異教徒に対する考えに影響を与えているような気がします。
と、あらためて入門書を読んで、イスラム教に詳しくない私は思ったのですが・・・
昨日、皇居の看板やランナーについて書きましたが、その中で、これからオリンピックに向けて外国人の観光客が増えると書きました。
当然イスラム教の人も増えるだろうし、偏見のないように理解しなければいけませんね。