住めば都

心配されていた台風は、関東地方からそれて温帯低気圧になったようです。
個人的には、ほっとしているのですが・・・直撃した韓国ではかなり被害が出たようで・・・そのことを思うと、安易に喜べないですね。

今年は台風1号の発生がなかなか無かった割に、台風の当たり年となりました。
でも、その割には、東京では被害が少なかったように思います。

今日も、日本各地では雨が多かったのに、日中、東京は晴れていました。
時々、東京って土地は恵まれているような感じを受けるような事があるのですけど・・・これって、住めば都という事なのでしょうか?

ちなみに、日本という土地も恵まれていると思う事が多いです。
温帯にあって、四季があって、自然が豊富・・・こんな土地は、意外と地球上には少ないです。

それで、その土地の環境って、住む人の性格に大きな影響を与えると思っています。
おそらく、日本人の繊細さ、優しさ、勤勉さ、なんていうのは、日本という土地が育んだものではないでしょうか?
逆に言うと、独自の文化を作る事や、外国の文化を尊んで吸収するのは、島国根性の現れでしょう。

もちろん、自然を尊ぶ宗教も、日本という自然が豊かな土地柄だと思います。
自然に恵まれない、砂漠地帯で発生した、キリスト教イスラム教のような一神教とは正反対の八百万の神というのも、判る気がします。
仏教でも、修行して悟りを開いて仏になるのではなく、死ねば誰でも仏になる、という日本独自の寛容さは、日本の自然の寛容さの影響があるような気がします。

もちろん、住めば都という感じで、日本の土地や、そこに住んでいる人、さらに日本の宗教も、好きです。

さて、今日も天気が良かったためか、隣の家の解体工事ははかどったみたいで、ほとんど取り壊されてしまいました。
隣の家は、かなり大きな家だったので・・・窓からのぞくと、かなり解放感が感じられます。
我が家は路地の奥のため、周囲を住宅に囲まれていて、陽当たりはあまりよくありません。

もし、こんなに開放的な感じの立地だったのなら、性格も変わっていただろう、なんて思ってしまいました。