写真撮影

ニュースによると、東京都は美術館や博物館での写真撮影を解禁する方向だそうです。
海外では、撮影が許可されている事が多いため、オリンピックに向けた観光客増加に対応するのが目的だそうです。

もともと、作品保護が目的だったそうですが・・・今後は、他のお客の迷惑にならないようにフラッシュをたかなければ、オーケーになりそうです。

というか、フラッシュの強い光によって画面が焼けるなど、作品に悪影響がある事は判る気がしますが・・・フラッシュをたかないで撮影するだけでも、何故いままで禁止だったのか、理解に苦しみます。
フラッシュをたかない撮影で、一体、どんな悪影響があるというのでしょうか?・・・なんか、写真撮影で魂を抜かれるというのと、大差がない根拠のような気がします。
ちなみに、フラッシュをたくと、ガラスの入った額縁の場合、反射して良く写りません。

そういえば、先日、私の作品が展示された「日本の自然を描く展」は、撮影がオーケーで・・・家族の人と入選作品の前で記念撮影をしている方も、時々見かけます。

私も、自分の作品を携帯で撮影しようとかと思っていたのですが・・・入って一番最初に展示してあったので、人通りが多いし、係の人も立っているので、諦めました。

ところが、見に来てくれた私の知人(年配の婦人)は、わざわざ係員に撮影してよいか?と、訊ねたそうで・・・「他のお客様の迷惑にならないようにフラッシュをたかなければ良いです」と、言われたのですが・・・暗いところで自動的にフラッシュをたく機能をオフにする方法が分からなかったそうです。
そこで、係員に頼んで、機能をオフにしてもらって、撮影したとか・・・そこまでして撮影してもらうなんて、有難い事ですが・・・他のお客様の迷惑にならなくても、係員にとっては、かなり迷惑な話だったと思います。