寿命の限界

人類の最高齢は125歳が限界という研究結果が発表されたそうです。
なんでも、平均寿命は延び続いていますが、その中で最高齢に属するような人は、1980年代をピークに減少に転じているそうです。

記録としては、フランス人のジャンヌ・カルマンさんが1997年に亡くなった時の122歳が最高だそうで・・・125歳を超えるような人が登場する確率は1万分の1未満だそうです。

この話を知って、ふと思ったのですが・・・1万分の1未満というと、凄く少ない確率に感じますが・・・・世界の人口が73億もある事を考えると、記録を塗り替える人が73万人ぐらい登場しそうな気がしてしまいました。
おそらく、人口が73億人という事は、既に計算済みで、それだけ人口があった時に1万分の1未満になるのでしょう。

ついでに、人口という点で考えてみると、未だ世界の人口は増加する傾向なのですが・・・人口が増えているのは、サハラ以南のように、平均寿命が低い地域における乳幼児の死亡率が改善されたことが原因なので・・・日本の様に高齢者が多い先進国では、逆に人口が減少する傾向になっています。
このことからも、最高齢の記録を塗り替える確率が低くなっている事が分かります。

以前も書きましたが、不老不死なんて、私は望ましいとは思っていません。
寿命があるから、いろんな事にチャレンジして、努力し、やり遂げようとするのです。
もし、不老不死だったら、いつでも出来ると思って、後回しにしてしまうと思います。

そういった意味では、寿命が延びた分、色々な事にチャレンジできなければ意味がありません。
やはり、寿命を延ばしても、寝たきりとかだと、あまり意味がないと思います。
もちろん、寝たきりでも、チャレンジできる事もあるとは思いますが・・・元気なお年寄りが増える方が望ましいと思います。

寿命の長さよりも、密度(人生の充実度)が重要だ・・・・と、偉そうに書いてきて、普段、だらだらと過ごしている自分に気づき、反省してしまいました。
頑張らないといけないなぁ・・・