現地の人は?

戦場ジャーナリストの方は危険をおかしていると言いますが、現地に住んでいて危険にさらされている人の事も忘れてはいけません。

ここで思い出したのが、イラク占領下でブログを発信しつづけた女性のリバー・ベンドさんの事です。
彼女のブログ「バクダッド・バーニング」は日本語に翻訳されていて、貴重な占領下のイラクの状況を教えてくれました。
昨日紹介した、イラクで犠牲となった橋田信介さんについては、書かれていませんけど・・・
その少し前に、人質となった3人の日本人のことについては、現地でどのように思っていたのか書かれています。
この3名の方について、小泉総理は自己責任とか言っていましたけど・・・自衛隊を派遣したことで日本は敵視されていたみたいで、日本政府にも責任があるみたいですね。
もちろん、日本だけでなく、アメリカの発表も自国に都合のよいことばかりだったようです。

フセインの頃は、女性はGパンや短いスカートで出歩けたのですが、アメリカによる解放?後は、スカーフを巻いて、長いスカートにだぶだぶの上着を着て、男性と一緒でなければ出歩けなくなったとか・・・
ビンラディンアフガニスタンのキャンプで何年もかけてテロリストを育てたが、ブッシュははるかに効率よく大勢のテロリスト生み出したとか・・・
日本での表面的な報道だけでは判らないことばかりです。

先ほど、久しぶりにリバー・ベンドさんのブログ「バグダッド・バーニング」を見ましたら・・・
その後、イラクを脱出してシリアに行ったそうですが、シリアも治安が悪くなったので、他の国へ脱出したようです。
2013年が最後の記事でしたが、それまでは御無事のようでした。

彼女も難民として脱出するのは大変だったようだし、脱出できないでイラクやシリアに残っている人たちは、イスラム国というテロ集団もあるので、どんな悲惨な暮らしをしているのか気になります。

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バグダッド。バーニング」 リバー・ベンド著 リバー・ベンド・プロジェクト訳 株式会社アートン