賢いとは

なんか、高尚な事ばかり書いているような気がします。
読み返してみると、ちょっと偉そうで、恥ずかしいですね。
実際はとてもご立派とは言えないような人間なのです。

一応、世間一般からみると頭は良い部類のようです。
でも、頭が良いと賢いは別物なのです。
振り返ってみると、とても賢い生き方をしているとはいえません。

そういえば、刑務所には、普通より知能指数が高い人間と、低い人間が多いといいます。
知能指数が高いと、世間を甘く見て、詐欺などを犯す事が多いらしいです。

小学校の頃、友達は家で予習復習をやっていましたが、私はほとんどしなくても授業についていけました。
唯一駄目だったのが漢字の書き取りで、これはテスト前日に暗記していました。
中学になると、これに英単語が加わりました。
高校までは、そんな感じでした。

そういえば、普通の都立高校でしたが、知能テストでは学校で2番目でした。
ある日、母が学校に呼び出されて、一体何をしでかしたんだといぶかしがりながら行ったところ、そう告げられたそうです。

ちなみに知能指数が1番目も同じ学年の男子だったそうです。
一人すごく頭の回転が早い奴がいて、こいつには全然かなわないなぁと思っていました。
確か、そいつの親は参議院議員だったはず・・・今どうしているのかな?
私の記憶では、そいつは普通の私立大学に行ったような気が・・・
東大へ行ったのは、コツコツ勉強していた奴でした。
そういえば、頑張って東大へ行った後、病気になって死んじゃった奴もいましたっけ。
(可哀想に、そいつの親も落胆したと思います)

私は、勉強しなかったので、成績は中の上といったところでした。
その結果、当然ですが大学受験は駄目でした。
というか、滑り止めには補欠合格したのですが、その大学の補欠合格は通常の合格者よりお金がかかるので、入学しませんでした。

同級生で浪人する奴も多かったので、浪人して志望校を目指す事にしたのです。
でも、高校生の時に父が亡くなって母が働いていたので、今考えるとわがままでした。

さらに、浪人しているときも、何とかなるだろうと考えて、真剣に勉強しませんでした。
高校の頃に始めたギターばかり弾いていた記憶があります。
案の定、翌年は一つも合格しませんでした。
さすがに、もう一年浪人するとは言えず、電機系の専門学校へ入学しました。
父の遺産もあり、その頃は姉も就職したので、許してもらえたのだと思います。

今考えると、本当に駄目な人間です、父が生きていたら何と言ったでしょうか。

<長くなりますので、つづきは明日へ>