脳の真実?

昨日、フジテレビで「知られざる脳の真実!! 世界を変える奇跡の力」という番組をやっていたので、興味深く拝見しました。
もっとも、サブタイトルの「~今夜解き明かされる人類のフシギ~」というのは、大袈裟な気がしました。

内容的には、最初にIQ130以上が入学する小学校の子供たちの話。
つぎに、後天的なサヴァン症候群で、世界が幾何学的に見える男の話。
つぎは、眠れる森の美女症候群(クライネ・レビン症候群)の女性の話。
そして、音で空間をとらえる全盲の超人の話。
最後が記憶障害の夫とその妻の話・・・というオムニバスでした。

最初に興味を持ったのは、IQ130以上の人間は、人類の上位2%だという事で、その能力を伸ばす教育をしているという事・・・

今の子供は、小学校に入る前からIQ調査なんてやっているんですね。
私なんか正式なIQ調査を受けた事がありません。

高校の時に、初めて簡易なテストを受けた結果、おおよそ7IQ150以上と言われました。
自慢っぽくなってしまいますが・・普通の都立高校で、全校生徒数1,000人位で2番目の成績でした。
もっとも、成績は中の上ぐらいだったし・・大した人生を送っている訳ではありません。

知能指数が高いという事と、賢いという事は別だと思っています。
知能指数が低くても幸せに生きている人もいれば、知能指数が高くても悪事ばかり働いている人もいます。
あの小学校の子供たちに、賢く生きる事を教えてあげて欲しいですね。

その後の話に登場する人達は脳に問題があったり、視覚に障害がある人だったのですが・・・みなさん、とっても前向きに生きていて魅力的でした。
自分なんか、知能指数が高くて、さらに健康なくせに、もっと人生に前向きに生きなければいけないなぁ・・・と、思ってしまいました。

そういえば、最後の話は、認知症の母の事を思い浮かべてしまいました。
母の認知症は、正常圧水頭症という脳に水が溜まってしまう珍しいタイプで、水を抜くシャントという手術をしています。
で、定期的にCTで脳室の空間を調べたり、造影剤を入れて水の流れを確認したり・・・と、未だに、希望を捨てずにチャレンジしています。

余談ですが、最後の話の治療薬であるX物質の元になるのが冬虫夏草だという事ですが・・・以前、母が元気なころに北京に旅行した時に、母が漢方薬冬虫夏草を購入して、しばらく飲んでいた記憶があります。
まさか、その後に、正常圧水頭症を発症した事とは、関係ないですよね?


昔、見たレーザー・ディスクです。
番組ではサヴァン症候群の話と紹介していましたが、兄弟愛が主題といった感じです。