真似される人?

昨日は、仏教でいう中道とは、両極端のどちらにもつかず、中間の静かな状態を取る事なのですが・・・私は、両極端の、あっちに近づいたり、こっちに近づいたり、行ったり来たりの状態の方が、面白みがあって良いと思っている、という事を書きました。

今日は、月最後の金曜日という事で、プレミアム・フライデーに当たるのですが・・・わが社では、自主的に休暇を取得するため、先月よりも、早退した人は少なかったですね。
やはり、3月31日という事で、異動する人や辞める人がいたので、終業時に見送ってあげようという、気遣いがあったのではないでしょうか?

そういう私も、お世話になった先輩が定年ということで、名残り惜しかったです。
来週からは、ちょっと寂しくなるなぁ・・・と、思うのですが・・・転入してくる人や新人も来るので、それはそれで楽しみです。

異動する人にも、栄転する人もいれば、何故か?左遷のような感じの人もいます。

そんな中、栄転組の若手の一人が、今まであまり話したことが無いのに、私のところに挨拶に来ました。
ちなみに、そいつは、栄転するのも納得するほど優秀で・・・私が、何年もかけ、苦労して取得した資格も、あっという間に取得してしまい・・・うかうかしていられない、と思っていたような奴でした。

で、そいつが言ったのです・・・「あなたが目標でした」と・・・
何で?と思いました。
だって、ここ何年も親の介護で手一杯、仕事は適当にやっていたのです。

どうやら、普段はだらだらしているのに、いざとなるとバッチリやるところが良いそうです。
流石に、見ている人は見ているなぁ・・・といえば、カッコ良いのですけど・・・よく見てなくて、勘違いですね。
昔とった杵柄があるので、やって出来ない事は無いのですけど・・・毎日、一生懸命仕事をする体力・気力は無いので・・・自然と、そうなっていたのです。

これも、両極端のどちらにもつかず、行ったり来たりの状態になっていたのが、良かったのでしょうか?

彼曰く、私の持っている資格を調べて、チャレンジしていたとか・・
ちょっと嬉しかったけど、私の真似をしていたら出世はできないですよ。