法律

昨日は、偉そうに、環境に恵まれていたので犯罪を犯さないと書きましたが・・・
子供の頃は近所の畑で農作物を盗んだ事が何回かあります。
あと、小学校の時に万引きもした事があります。
文房具屋へ消しゴムを買いに行ったのですが、「くださいな」と何度言ってもお店の人が出てこなかったので、お金を払わずに持ってきちゃいました。
それから、大人になっても、交通違反をしたことがあります。
実際はそんな凡人なんです。

そういえば、盗みとか殺人などという、いわゆる人の道に外れる行為の犯罪と、交通違反のような犯罪はちょっと違う犯罪だと思っています。

通信教育で法学を習っていた時のことです。
スクーリングで教授に言われました。
「君は理工学部出身か、物理学の法則は変わらないからいいよな。法律の学問は、条文の解釈がどうのこうのって言っても、法律自体が改正されたら、それまでだもんなぁ」
もちろん、人の道にかかわるような法律は改正されることが少ないと思いますが、生憎その教授は商法の専門でした。
商取引は、どんどん新しい形態が発生するので、商法も毎年のように改正されているのです。
そう、昔は法律違反でなかった事が法律違反になるなんて事があるのです。

そもそも法律は、人の暮らしがよくなるように人間が作ったものです。
(だから、すべて正しい訳でもなく、いわゆる悪法と呼ばれる物も存在します)
交通法規は、交通事故の防止やスムーズな交通などが目的で、社会の都合により決めた規則です。
だから、人の道に外れるような犯罪と違って、時と場合によっては違反してもしょうがないのではないかと思っています。
たとえば、野なかの一本道で周りには人も車もいないような場合、急いでいるなら赤信号を無視してもかまわないのではないかと思っています。
もちろん、交通法規は尊重していますし、積極的に違反する必要はないと思いますが・・・

法律は、人の暮らしがよくなるように、人間が作ったもの
だから、何の目的でその法律が作られたのか、考える必要があります。
法律ありきで、人の暮らしを悪くすることがないように

なんか、言い訳じみてきました・・・
もちろん、私が犯した交通違反は悪い事で、反省しています。