影響を受けたギター・レコード

ニュースによると、イランとパキスタンの外相が会談し緊張緩和で一致したそうです。

前回は、戦火が飛び火して大規模な戦争になることを心配していましたが、とりあえず良い方向です。

 

さて、今月号のギターマガジンは「偉大なギター名盤100」という特集でした。

歳のせいか、知らないアルバムや意外な結果に驚きました。

 

私の場合はどんな感じか・・・というと、当然影響を受けたアルバムはCDでなくレコードの時代なので、LPの棚を調べてみました。

(一応、帯が残っているレコードを紹介・・・今となっては貴重?)

 

一番影響を受けたのは、やっぱり「いとしのレイラ」・・・ギターマガジンでは19位なので、ちょっと意外です。

コピーしたら判るクラプトンの偉大さ・・・同じように弾いても全然違う、チョーキングやヴィブラートの仕方、ちょっとした間の取り方・・・派手なテクニックよりギターを歌わせる事の難しさを知りました。

「いとしのレイラ」デレク・アンド・ドミノス

ギター・マガジンで「アー・ユー・エクスペリエンス」が1位になったジミヘンだと、個人的にはデイヴ・メイソンやスティヴィー・ウィンウッドが参加した「エレクトリック・レディランド」の方かな。

「エレクトリック・レディランド」ジミ・ヘンドリックス

もちろん、私たちの時代だとツェッペリンの全盛時代、皆「天国への階段」を弾きました。

レッド・ツェッペリンⅣ」

ツェッペリンと人気を二分していたのがディープ・パープル、コピーしたバンドも多かったのに・・・ギター・マガジンでは「マシン・ヘッド」が83位と低評価です。

「ディープ・パープル イン・ロック」

少し後にジェフ・ベックは「ギター殺人者の凱旋」でフュージョンの扉を開いて注目を浴びました。続いてヤン・ハマーと共演し、よりジャズに近づいたのが「ワイヤード」

「ワイヤード」ジェフ・ベック

ベックの「悲しみの恋人」で、初めて存在を知った超絶ギタリストがロイ・ブキャナン

「メシアが再び」ロイ・ブキャナン

フュージョン・ブームでジャズ畑の凄腕ギタリストが有名になりましたが、ラリー・カールトンと人気を二分したのがリー・リトナー、何故かギターマガジンではランク外。

キャプテンズ・ジャーニー」リー・リトナー

そういえば、ラリー・カールトンリー・リトナーに続くスタジオ・ミュージシャンだったスティーヴ・ルカサー・・・何故かTOTOもギター・マガジンではランク外。

TOTOデビュー 宇宙の騎士」TOTO

フュージョン・ブームに少し遅れて知ったのがパット・メセニー・・・バカテクだけでなく音楽性の素晴らしさも知りました。

アメリカン・ガレージ」パット・メセニー

忘れていけないのがボストン・・・皆あのサウンドに憧れ、ROCKMANが売れました。

「ドント・ルックバック 新惑星着陸」ボストン

いや~、懐かしい・・・今よりギター・ミュージックが熱かったような気がします。

当時は冷戦時代で、危機感が若者意識に影響があったのかも・・・といっても、やはり争いは起きて欲しくないですね。