ジャクソン・ブラウンは元気でした

ジャクソン・ブラウンの来日公演を観に行ってきました。

直前に盟友だったデビット・リンドリーが亡くなった事もあり・・・新型コロナに感染したという話もあったので、ひょっとしたら見納めになるかも・・・なんて思っていたら、後遺症もなく元気な様子だったので安心しました。

というか、久しぶりのコンサートだったこともあり、内容が素晴らしく感激しました。

 

例によって、観客からのリクエストに応えて曲を演奏する事もありましたが・・・

バックバンドのキーボードだったJeff Youngも少し前に亡くなったという事で、二人を追悼する曲も演奏されました。

一方、For Everymanは演奏されませんでした・・・先日、亡くなったデヴィッド・クロスビー(CSN&Y)の代表曲Wooden Shipsに対するアンサー・ソングがFor Everymanでしたから。

さらに、アンコールでは、少し前に亡くなったグレン・フライイーグルス)に捧げて、好きな曲であるTake It Easy(泉の聖母とメドレー)が演奏されました。

 

Jeff Youngの代わりのキーボードはJason Crosbyという女性で、フィドル(ヴァイオリン)も演奏して、なかなか良かったです。

他に、Mason Stoopsという若いギタリストが新しく参加していたのですが・・・個人的には、前のVal McCallumの方が良かったように思えます。

レコード通りに弾くのは良いのですが・・・アドリブが今一つ曲から浮いていたように感じました・・・若いせいか、目立とうという意識が強いのかもしれません。

以前からいる、もう一人のギタリストGreg Leiszは、さすがにツボを押さえた演奏で上手かったです。

 

ジャクソン・ブラウン本人も合わせると3人のギタリストがいて、3人とも曲によってギターを持ち替えるので、色々な種類のギターが見れてギター好きには嬉しいコンサートでした(なかには、正体不明のギターもありました)。

 

ジャクソン・ブラウン 2023来日公演パンフレット