大山詣

すっかり暖かくなって、なんとなく外を歩きたくなって来ましたね。

もっとも、花粉の飛散が去年の3倍とか・・・花粉症の私としては、うかつに外に出づらいです。

 

少し前、朝の散歩の時に少し足を延ばして二子橋を渡って川崎側に行ってみました。

大山街道ふるさと館」なんていうのがあり、江戸時代からの薬屋もあり、東京側と違って昔ながらの街道の雰囲気が漂っています。

どうやら、江戸時代は多くの庶民が通って大山詣に行っていたらしいです。

 

で、先週、昼飯を食べていたら、ふいに大山に行ってみようと思い立ちました。

早速、車で出かけたら、東名が綾瀬付近で渋滞・・・行楽シーズンに入ってきたので当然ですね。

もっとも、海に行く人が多いようで・・・新東名に入ったら他の車がいなくなりました。

伊勢原大山ICでおりても道路は空いていたのですが・・・流石に、大山のケーブルカー駅に近い駐車場は満車・・・少し離れた駐車場に車を停めました。

やっぱり、少し出発が遅かったみたいですね。

 

14:20出発のケーブルカーに乗って、中腹の大山阿夫利神社(下社)まで行き、一旦お参りしてから、社殿横の登山道から登り始めました。

途中に夫婦杉なんかがあり、気が付けば周りは杉木立・・・山だから大丈夫かと思っていたのに・・・目がかゆく、鼻水が出てきました。

 

花粉症で息をするのがつらく・・・普段散歩で歩いているからと思っていましたが、平地と違って登りがきつく・・・運動不足を痛感しました。

でも、10歳ぐらいの子供も登っているし・・・年配の人も休憩しながら登っています。

私も休憩したかったのですが、一度休憩したら登りを再開するまで時間がかかりそうで・・・一息ついて立ち止まって景色をみたり、鼻をかんだりするだけで登り続けました。

実は、記憶では山頂までそんなに遠くなかったはずなのですが・・・登っても登っても未だ上があり、思いのほか距離があって疲れ果てました。

 

頂上に着いたら大山阿夫利神社(上社)や茶屋は閉まっていてガッカリ・・・でも、山頂は結構人がいて、食べ物を調理しているグループもいました。

しかたないので、三浦半島や江の島などの景色を眺めてから下山しました。

下りは登りほど体力を使わず、バランス感覚でなんとかなったので楽でした。

 

布製のスニーカーを履いていったのですが、途中でぬかるんだ所もあったので失敗でした。

逆に、寒いかと思って手袋を持っていったのですが・・・岩や枝につかまるのに役立ちました。

 

中腹のケーブルカーの駅に着いたら、次は16:20発だったので、たった2時間弱の登山だったのに疲労困憊してしまい、あらためて歳を感じました。

帰りの東名は、さらに渋滞していて・・・ブレーキを踏む足が辛かったです。

 

大山阿夫利神社(下社)

大山山頂