外国人観光客の問題には、誰が対処するのか?

昨日のテレ朝の「ビートたけしのTVタックル」は富士山などの外国人登山者の増加の問題をとりあげっていました。
例によってマナーの悪い外国人観光客が多いみたいですね。

映像に撮されていた外国人が、世界各国の山に登っているが、こんなのは始めてだとと言っていましたが、ゲストの野口健さんに言わせると、そんな事はなく、明らかにウソをいっているとか・・・どうも日本人が強く言わないから、なめられているような気がします。

もっとも、今回、初めて知ったのですが・・・富士山の頂上付近は、浅間神社の所有地なので、国とか行政が強く言えないそうえです。
さらに関連省庁が多く、おまけに静岡県山梨県の仲が悪いこともあって、なかなか議論が進まないそうです。

世界遺産で日本を代表する山なので、もっと、政府がイニシアティブをとって、なんとかするようにしてもらいたいものです。
世界遺産で登録の時は、国をあげて推進するのに、一旦登録されると、どうして、こんな扱いになってしまうのでしょうか?
こんな状況だと、世界遺産登録の抹消なんて事態になりかねません。

もちろん、富士山に限った事ではありません。
訪日外国人の増加には、政府は積極的に取り組むくせに・・・・それに付随して発生する諸問題の対象には、消極的で、現場任せが多いみたいですね。

なにかの政策をうったのなら・・・当然、それを維持するためにも、労力が必要なのですが・・・こんな状況だと、一過性なものに終わってしまいます。
選挙を乗り切るためだから、それでもよいのでしょうか?
こんなことが続けば、どんどん一過性の政策が増えて、自治体などは、その後始末に追われることになってしまいそうですね。