ウクライナとロシアの紛争と中越戦争

台風が来ていますね。

今朝、4回目のワクチン接種をしてきました・・・予約していたので、ちょっと心配していたのですが、朝起きてみたら雨が降っていなかったのでホッとしました。

接種後、10分間たったところで、看護師さんがお体の調子はいかがでしょうか?大丈夫ですと答えたら・・・今日は歩きですか?と訊くので、怪訝に思ったら・・・外は土砂降りの雨になっていました。

一応、折り畳みの傘を持っていたので・・・会場を後にしたのですが、家に着くころにはビショ濡れになってしまいました。

今の所、接種した腕が重たいですが・・・明日は、もっと副反応があるかもしれません。

 

さて、ウクライナとロシアの紛争は、あまり情勢に変化がないようで、終わりが見えない感じです。

どうやら、欧米から供与された最新兵器がウクライナで配備される前に、ロシアは攻撃を強めて有利に展開したいようです。

先ほど報道特集を視ていたら・・・報道官にウクライナ側の死者数を訊いたら、戦時中なので答える事はできない・・・ただし、ロシアの戦死者の方がずっと多い、と答えていました。

 

最近、中越戦争との類似を感じるようになっています。

同じ社会主義国の中国とベトナムが戦った中越戦争って、当時、日本ではあまり報道されなかったので、知らない人も多いと思います。

 

ベトナム戦争アメリカが撤収した後・・・南ベトナムは崩壊し、北ベトナムが全土を掌握します。

その勢いで、カンボジア国内で虐殺を行いベトナム国境周辺も侵していたポルポト派を攻め、カンボジアを解放します。

 

ところが、ポルポト派を支援していた中国が、そんなベトナムに懲罰を与えるという名目で、ベトナムに侵攻します。

本当は、当時、中国とソ連は仲が悪かったので、南方でソ連と関係の深いベトナムが勢力を伸ばし、挟まれる事を恐れたからと言われています。

なんか、ナチスからロシア系住民の保護とか言いながら、NATOの拡大を恐れるロシアと似ていますね。

 

で、中国は大量の兵士を投入し、人海戦術ハノイまで攻め込む予定でした。

ところが、ベトナムソ連から供与された最新鋭の兵器やアメリカ軍が放棄していった武器等を使い・・・戦況を有利に進めます。

 

結局、国境周辺のベトナムの村落は蹂躙されたのですが、中国は大量の戦死者を出したため撤退します。

中国はベトナムへの懲罰を達成したと勝利宣言をし、一方ベトナムは中国の侵略を撃退したと勝利宣言しました。

 

そんな訳で、ロシアとウクライナも、両者勝利宣言で終わるかもしれませんね。

 

ブラザー・エネミー ナヤン・チャウダ著 めこん