朝ドラ

NHKの朝ドラ「おかえりモネ」の初回視聴率が前作「おちょやん」の最高視聴率を上回ったとニュースになっています。

というか、「おちょやん」が話が暗いとかヘビィという事で低視聴率だったそうで、「おかえりモネ」はそう快感が感じられるという評判です。

どうやら、「おちょやん」が主にセット撮影だったのに対し「おかえりモネ」は大自然などのロケ撮影が多いのも影響しているみたいです。

 

私も仕事がリモートワークになったおかげで、放送時間に家に居てNHK点けっぱなしにしているため、なんとなく他の事をしながら視ています。

 

個人的な印象では、「おちょやん」の主役である杉咲花さんの演技は上手かったのですが、わめき声が耳障りで、好きになれなかったです。

涙を流すシーンが多いのも今一つ大袈裟に感じられました。

もっとも、これは杉咲花さんのせいではなく、浪花千栄子さんの壮絶な人生を描くという、ドラマ自体のせいですね。

考えてみれば、「おちょやん」の企画は新型コロナの感染が始まる以前だったため、視聴者が巣ごもりなど落ちんだ気持ちになっているなんて想像していなかったのでしょう。

 

これに対して、「おかえりモネ」は、新型コロナの感染が広まった後の企画のため、視聴者に明るい気持ちになってもらおうとしているのではないでしょうか?

また、主役である清原果耶さんは抑え目な演技で自然に感じられて、これも爽快感に通じているみたいです。

もっとも、タイトルバックの走る姿をみると、意外と気が強そうな感じ・・・女性は走る姿に性格が表れやすいと思っています。

 

清原果耶さんといえば、ギターを弾いている京王線の広告の印象がありました。

ちなみに歌っているのはバート・バカラックの名曲「雨にぬれても」・・・私もウクレレで同曲を弾くから記憶に残っていました。(原曲もウクレレを使っています)

 

そういえば、私は絵を描くので・・・「おかえりモネ」というタイトルから、思わず画家のモネを思い浮かべたのですが、関係は無さそうですね。

どうやら、東日本大震災を経験して、人の役に立ちたいと思う主人公が気象予報士を目指すという物語だそうです。

 

番組の中では、気象に関するネタがたびたび登場しますが、気候変動のせいで、近年は記録的豪雨などの災害が度重なっています。

単に爽快感にとどまらず、温暖化などの環境問題についても、深く掘り下げて扱ってもらいたいと思います。