ウィズ・コロナの取り組み

やはり緊急事態宣言は延長されました。

まだまだワクチン接種には時間がかかりそうだし、新型コロナの終息までには時間がかかりそうです。

 

イギリスやイスラエルなど、早くワクチン接種率が進んでいる国では、経済活動が再開されているようで・・・ニュース等でマスクを外している映像をみると、ちょっと羨ましいです。

なんか、欧米に比べて感染者数が少なかったこともあり、政府のコロナ対策が経済の悪化を懸念して中途半端だったため、かえって経済的に不利になってしまった感があります。

 

いつかも書きましたが、ヴィンテージ・ギターの市場でも、中国など経済状態が良い国からの海外購入が増えているそうです。

わが国では、主にアメリカのギターショーからヴィンテージ・ギターの入手するパターンが多かったので、それが止まっている状況のためタマ数が減ってしまい、困ったものです。

 

もっとも、これも一時的な状況なのかもしれません。

南アフリカの変異種には、ファイザーのワクチンはあまり効かないという分析もありますし、ブラジルの変異種は一度感染して抗体ができた人にも感染するという話もあります。

 

そういえば、ワクチンの接種数が多く、少し前にはコロナを制圧しつつあると安心感があったインドで感染が広がっている変異種もあります。

ちなみに、インドで感染が広がっている地域もワクチンの接種率が高いのですが、そのワクチンは中国製だそうです。

ということは、今コロナに打ち勝ったと安心している中国でも、感染が再拡大する可能性もありますね。

 

今後もワクチンが有効でない変異種が登場する可能性を考慮すると、未だ日本が経済的に不利になったと悲観する必要もないような気もします。

ワクチンが最終手段とは限らないことから、新型コロナとの闘いは長期戦になるという事を覚悟して、打ち勝つとかではなく、ウィズ・コロナでの経済再建の取り組みをしていくべきではないでしょうか?

それが出来た国が、最終的に経済の勝ち組になるように思えます。

 

緊急事態宣言の期間をどう過ごすかも大事ですが、緊急事態宣言が終わった後をどう過ごすかを模索する必要がありそうです。

緊急事態宣言が解除されて喜んでしまうだけで終わらせたら、じり貧になるのが目に見えています。