マシュマロ実験なのか?

今日から、インドが新型コロナウィルス変異株流行国に指定されてイギリスや南アフリカ等と同様な水際対策が行われるそうです。

インドで新たな多重変異株が発生しているという報道があってから、かなり経っているので、今まで対策していなかったの?という感じです。

指定国には、既にワクチンで感染が収まっているイスラエルなんかが未だ入っているし・・・相変わらず、政府の対応は遅いですね。

 

インドの感染状況はかなり悲惨みたいで、今日の新規感染者数は40万人だとか・・・2月頃までは日本よりも感染者数が少なかったのに、さらにインドはワクチン接種数が世界第3位・・・この変異株はヤバそうです。

現状の日本政府のリスク管理状況を考えると、近い将来インドのようになる可能性は高いですね。

 

さらに今後も新しい変異株が発生するリスクを考慮すると、これからはインフルエンザ同様に流行するタイプに応じたワクチンを接種しなければダメかもしれません。

もちろん、迅速に新種へ対応できるようになるためには、国産ワクチン開発の体制を強化する必要があるでしょうが・・・ここいらへんの政府のリスク管理はどうなっているのでしょうか?

 

現状では、インド型が流行っても、3密を避けマスク・手洗いで自己防衛するしかなさそうです。

 

そういえば、若者の路上飲みについて問題視されていますが、屋内よりは換気が良いのでそんなに悪玉にしなくても良いのでは?と思っていましたが・・・英国型の変異種によって屋外バーベキューでクラスターが発生したなんていうニュースがあったので、やっぱり危険ですね。

 

ところで、テレビで若者にインタビューしたら、外出自粛でストレスに耐えられないと語っていました。

これを聞いて、つい、マシュマロ実験の話を思い出してしまいました。

ご存知かと思いますが、子供にマシュマロを1個見せて、15分ほど席を離れるけど、マシュマロを食べるのを我慢出来たら2個あげると言う有名な実験で・・・追跡調査で我慢できた子供の方が成功した人生を送ったというのです。

はたして、ストレスに耐えられない若者は、どんな人生を送るのでしょうか?

 

似た話で、成功体験というのもありますね。

有名人など、成功している人間は学生時代にスポーツで全国大会に出たなどの成功体験をしている事が多いのです。

成功体験があると、他の目標でも成功するために頑張れるというので、就職面接等でも訊ねられることが多いそうです。

もちろん、棚からボタ餅の成功体験では駄目なので、訊かれるのは成功したプロセスについてだそうです。

 

というわけで、政府の対策に期待できない現状だと、新型コロナ感染を切り抜けるのは、目標に向けて不便を我慢できるタイプの人という気がします。