東京に4回目の緊急事態宣言が発出され、オリンピックは、ほとんどの会場で無観客となってしまいましたね。
まあ、感染状況を考えると、妥当という気もします。
個人的には、元々オリンピックはテレビで視るつもりだったので、あまり関係ありませんが・・・チケットを購入して楽しみにしていた人や、出場するアスリートの事を考えると、可哀そうですね。
あと、国の威信とかを考えると、国民が一致団結して感染を抑え込んで開催するという方が、良かったような気がします。
当然、来年の冬季オリンピックなんかは、中国が国家の威信をかけて、人民を抑え込むのでしょう。
もし前回の東京オリンピック当時（1964年）の日本人だったら、同じような状況になったとしても、もっと国民をあげて開催に協力したような気もします。
以前も書きましたが、運動不足解消のため、未明に2～3時間ほど散歩をしています。
やはり、公園などで若者の路上飲みが目立ち、近寄らないようにしています。
こんな状況だと、感染が拡大するのは致し方ないのでしょう。
そういえば、若者は感染しても重症化する頻度が少ないから、ワクチンの接種を躊躇しているなんていう話も聞きます。
集団免疫の獲得とか、周囲の人の事を考えたら、ワクチンを接種すべきだ思うのですが。
もちろん、感染者数が減らないと、観光業や飲食業などが倒産する可能性も高いし、中には店主が自殺したなんていう話も聞きます。
路上飲みをしているような若者は、自分達が感染する事で、多くの人の迷惑になっているという事に考えが及んでいるのでしょうか？
そういえば、路上飲みしている若者たち・・・大声で話していたり、ゴミを放置するなど・・・やはり自己中心で、周囲の人なんてどうでも良いのでしょうか？
おもえば、日韓共同開催のワールドカップのとき、日本人サポーターがゴミを綺麗に片づけて世界から賞賛をあびたり、東日本大震災のとき、切羽詰まった状況でも日本人が列を作って並んでいたので世界の人が驚いた、なんて事がありました。
もちろん、路上飲みする若者なんかは、一部なんでしょうが・・・繁華街の人出は全然減らないし・・・なんか、日本人の美徳も薄れてきたような気がします。
そういえば・・・以前、地方の高齢者にワクチンを接種させるより、都会の若者に接種させるべきだ、と書きましたが・・・政府の対策も変ですよね。
高齢者に優先的に接種させるという事は、重症化数を減らす事を主眼にしているのに、緊急事態宣言やオリンピックなどについては、感染者数を主に判断基準としています。重症者数か感染者数のどちらに重点をおくのか、対策と判断基準が整合性がとれていません。
政治家の方も、昔に比べて、劣ってきたような気がします。
