リスク管理の欠如?

月曜日に菅総理ら8人が銀座で忘年会を行った事への批判が集まっています。

野党も、国民へ5人以上の会食を控えるように言っておいて悪い例を示した、と言っているようで・・・今日の夕方に菅総理も「国民へ誤解を与えた事は真摯に反省している」と答えています。

 

でも、自分や二階幹事長が感染し高齢者ゆえに重症化したら、どれだけ周囲に迷惑をかけるか?というリスク管理の欠如について、総理大臣としての自覚が足りないのでは?という事を指摘する人がいない事が不思議です。

 

新型コロナに感染した首脳としては、コロナは単なる風邪と言っていたトランプ大統領やブラジルのボルソナル大統領が思い浮かびますが、菅総理も同程度のリスク管理なのではないでしょうか?

 

もっとも、二階幹事長主催の会食だったので、菅総理も断り難かったのではないか?とも推測しています。

どうも、菅総理は総理大臣に擁立してくれた二階幹事長へ恩義を感じているようで・・・そういえば、二階幹事長が押したからGoToトラベルにも執着していたと言われています。

 

GoToトラベルといえば、急遽、東京や名古屋の除外や年末年始の全国レベルでの停止が決まりましたが・・・なんか、場当たり的な対応という感が拭えません。

以前、寒くなったら感染が拡大する事が予想されていたのに、感染が少ない時期に対策が充分でなかったようだと書きましたが、やはり、リスクを想定して事前に対策をうつという事ができないみたいです。

 

今後も、リスク管理の欠如により、場当たり的な対策しかできないとなると、ちょっと心配です。