昨日は、NHK「クローズアップ現代＋」で取り上げていた、首都圏マンションの空室問題について書きました。
タワー・マンションの建設ラッシュが続いていますが・・・入居数が多いだけに、今後、もっと所有者不明の空室が増えてしまうような気がします。
今日も、帰宅して点けたら放送していたテレビ番組で思った事です。
事件の発生した登戸は、我が家からもそんなに遠く無いので、まかり間違えば、我が家の近所でも発生しそうな事件という気がします。
そういえば、今日も、福岡で引きこもりの男性が、母と妹を刺した後、首を切って自殺したらしい事件が起こりましたが・・・川崎の事件にインスピレーションを受けて、似た事件が多発しないでもらいたいですね。
もちろん、番組でも言われていましたが・・・引きこもりが犯罪に結びつくというような印象を持つのは間違っています。
むしろ、引きこもりの人は外に出ないので、犯罪を起こす率は少ないようですね。
さて、番組でも、アレコレ推測されていましたが・・・事件を起こした岩崎隆一容疑者の動機は、本人がすぐに自殺してしまったので、未だ判明していません。
良く言われているように、世間を驚かすような事をやりたかったというのであれば・・・直ぐに自殺せずに、大騒ぎになった事を確認しようとするような気がします。
また、一人で死にたくないという拡大自殺も、何故現場に直行して事件を起こしたのか？疑問が残ってしまいます。
何か、被害を受けた児童たちが通うカリタス小学校との間に、因縁があったのでしょうか？
なんでも、岩崎容疑者の生い立ちは、両親が離婚して伯父夫婦に引き取られたそうで・・・幼い頃は、厳しい祖父母や従兄弟とも一緒に住んでいいたとか・・・結構、複雑な家庭環境だったようですね。
現在は疎遠となった従兄弟がカリタス小学校に通っていたなんていう報道もあります。
高齢の伯父夫婦が介護を受けるために、川崎市に何度も相談したところ手紙で意思疎通をとる事を提案され、その手紙に対して、自分の事は自分でやっている引きこもりではないと、岩崎容疑者は反発したとか・・・
両親に見捨てられ、また、伯父夫婦にも見捨てられると思ったのでしょうか？
もっとも、伯父夫婦に恨みを持ったのなら、犯行は伯父夫婦に対して行われるような気がします。
そういえば、川崎市の会見で気になったのが・・・最初から、引きこもりで困った人がいるというような感じで対応していたような印象を受けた事・・・ひょっとしたら、岩崎容疑者の心情も考えてもっとデリケートな対応をした方が良かったのかもしれません。
未だ動機は判りませんが・・・同じような犯罪を起こさないようにするためには、動機を解明して・・・岩崎容疑者と似た境遇にならないようにする事が重要だと思います。
