結構、衝撃的な事件で、かなり印象に残ったのですが・・・改めて観ると、ああっそうだったと思い出す事もありました。
あの事件の中継は驚異的な視聴率を記録したと言いますが・・・そういえば、機動隊突入の日は、亡き父も、何故か家にいてテレビを視ていました・・・ひょっとして仕事を休んだのでしょうか?
やはり、印象に残ったのは、鉄球で山荘の壁を壊している場面ですね。
そういえば、民間人が警察の包囲網をすり抜けて、犯人達(連合赤軍)の説得に行き撃たれたなんて事もありましたっけ。
あの時は、犯人は公権力と戦っているという気がしていて、そんなに悪くは思っていなかったので、撃たれた民間人の人も、横からしゃしゃり出て馬鹿な人だなぁ、と思っていました。
結局、浅間山荘にたどり着く前に、アジトでリンチ殺人をしていた事が明るみに出て、一気に犯人の印象が悪くなりました。
なんでも、あの事件を境に学生運動も下火になったそうです。
そして、オウム真理教事件もそうですが・・・閉ざされた場所に同じ考えの人が集まっていると・・・どんどん、過激な考えに捕らわれていくという習性があるみたいだと、言っていました。
もっとも、番組に登場した、当事者の元連合赤軍のメンバーは、下っ端は思考停止して、指示に従うだけだったと言っていたので・・・そんな状況で、強引に主張を通す人がリーダーになるのが危ないような気がします。
やはり、異なった考えの人と意見を交わすことが、重要みたいですね。今の、政権与党は、どうなんでしょうか?
なぜ、あのような事件が起きたのか?要因を追求し、事件を風化させないようにする必要があると思います。
余談ですが・・・番組を視て、初めて知ったのは・・・当時の軽井沢は物凄く寒くて、弁当やおにぎりも凍ってしまったのですが・・そんななか、警察や記者の人の空腹を満たしたのは、当時発売されたばかりのカップ・ヌードルだったという事・・・彼らが食べている映像を視て、売り上げが伸びたそうです。