マイク真木さんのD-28

先ほど、テレ東の「開運!なんでも鑑定団」を視ていたら、マイク真木さん愛用のマーチンD-28が出ていました。
久しぶりのギターの鑑定なので、興味を持って拝見しました。

この番組、通常の市場価格より少し高めに鑑定結果がでる事が多いのですが・・・最近は、ヴィンテージ・ギターの市場価格が上がっているので、そこいらへんの影響も気になりました。
ちなみに、ちょっとデジマートで調べたところ・・・1950年代のマーチンD-28は、状態によって120万円から190万円ぐらいでした。

なんでも、このギター、元はかまやつひろし氏の物だったそうで・・・かなり、使い込んだ様子でした。
番組では、シリアル・ナンバーから1953年製と言っていましたが・・・ネック・ブロックのシリアルを映した画面では、接着剤の垂れた跡があったので、ひょっとしたら大掛かりな修理もあったのかもしれません。

マイク真木さんの本人評価額は100万円という事でしたが・・・結局、鑑定結果は、160万円ということで・・・意外と安いという印象です。
相場としては、このぐらいかもしれませんが・・・かまやつひろし氏とマイク真木さんという、昭和のフォークを代表する二人の著名なアーティストが使ったという事実を考慮すれば、もっと高くても良いと思いますね。
やはり、大きな修理でもあったのでしょうか?

きっと、かまやつひろし氏やマイク真木さんのファンだったら、もっと高い額でも入手したいのではないでしょうか?
ファンでなくても、値上がりを期待して、投資という面で考えても、安いような気がします。

もっとも、私だったら、160万円払うのだったら、違うギターを購入すると思いますが・・・
なにはともあれ、マイク真木さんのD-28の詳細を画面でじっくり視れたのは嬉しかったです。