猪熊弦一郎の絵

昨日も書きましたが、大学通信教育のスクーリング試験で無理をしたせいか、体調が今一つ優れません。
そんなわけで、今日も、ボケーっとテレ東の「開運 なんでも定団」を視ていたら猪熊弦一郎の絵が出ていました。

猪熊弦一郎というと・・・色々な絵を描いているので、なかなか判りづらいのですが・・・今回の作品は、一目で、猪熊弦一郎だ!と判ったほどの出来栄え・・・思わず、食い入るように見てしまいました。
なんでも、依頼人は、フリーマーケットで絵が気になり、サインを見てビックリ・・・店主に値段を訊いたら、1万円というので、ドキドキしながら購入したそうです。
本人評価額は100万円のところ・・・鑑定結果は300万円でした(羨ましい)。

ちなみに、私が猪熊弦一郎の名前を初めて知ったのは・・・昔、美術の先生が「日本の画家には有名な人が一杯いるけど、アメリカ人に名前が通用するのは猪熊弦一郎ぐらいしかいない」と言っていたので・・・どんな画家だろうと思ったのが最初でした。

猪熊弦一郎の作品というと、上野駅の壁画が有名ですが・・・三田の慶應大学の食堂にも壁画があります。
いつも昼飯を食ながら、あまり上手くないけど、一体、誰の絵だろうと思っていて・・・調べたら、猪熊弦一郎の壁画でした・・・私も、見る目がありませんでしたね。

ちなみに、楽器屋巡りをして古いギターの掘り出しものを探すのが好きなのですけど・・・ちょっとした掘り出し物を見つけたときは、やはりドキドキして購入します。
しかし、過去には、本当に凄い掘り出しものを見つけた事があったのですが・・・根が小心者なのか?店員に、価値があるギターなのですけど、値札が間違っていないか?と確認してしまいました。
店員はちょっと調べて・・・買取係がその価格で買い取ったから、その価格で売って良いとの返事・・・それを聞いてホッとした記憶があります。

フリー・マーケットで掘り出し物を見つけた人を羨ましいと思うのですが・・・性格的に、私には、そんな幸運は訪れなさそうですね。