米朝首脳会談では何も決まらない?

今日の「池上彰のニュースそうだったのか?」は2時間スペシャルの生放送で米朝首脳会談について取り上げていました。
会談が開催される12日も間近にせまっているので、どうなるのか興味深いですね。

池上氏によれば、トランプ大統領は、側近かなんかに、核放棄には数年かかる事を教えられたので・・・最近は、段階的に放棄するよう主張を変えているそうです。
また、最近は、beityo\\\議会選挙やノーベル賞を意識して、会談を行う事自体が目的になっているとか・・・
そして、会談の結果がどんなになっても、会談は成功だと主張するだろう、と予測していました。

そのため、トランプ大統領が、会談の内容によっては途中で席を立つ事もあり得る、と言っているのは・・・単に、テレビ中継などで、アメリカ国民が気になって、会談に注目させるためだとも、言っていました。

私も、会談では大した事が決まらないと思っていますが・・・トランプ大統領が会談の途中で席を立つ事はあり得ると思っています。
もちろん、本気で席を立つわけではなく・・・しばらく後に、再び席について、会談を有利にしようという駆け引きを行うかもしれない、と思うのです。
先日、突然に会談を中止すると言って、優位な立場にたったのと同じで・・・それが彼のやり方だからです。

ちなみに、会談で大した事が決まらないと思うのは、金正恩委員長の方も、本気で核放棄をする気が無いと思うからです。
核を放棄してしまったら、北朝鮮は経済規模で三流国・・・軍事費でも、日本はおろか韓国にもはるかに劣ります。
兵士も、食料確保のため、木造船で日本近海にまできていたり・・・まともに戦える人数は、かなり少なく・・・もし核兵器の無い状況になったら、兄を殺すほど猜疑心の強い金正恩委員長は、枕を高くして寝れないからです。

そんな訳で、北朝鮮としては、会談をして期待を持たせ、時間稼ぎをするのが目的なのでしょう。
時間稼ぎという意味では、最近ささやかれている休戦協定に調印というのは、有りうるかもしれませんね。

と、勝手に推測していますが・・・はたして、どうなるのでしょうか?