横綱の品格

昨日に、引き続き庭木の枝を切ったのですが・・・結構、疲れたし、手がボロボロです。
たたでさえ、この時期、水仕事で手にひび割れが出来て、ハンドクリームを大量に塗っているのに・・・枝が当たって細かい傷だらけです。

そんな訳で、今日も途中まで枝を切って、残りは後日にまわすことに・・・で、テレビを点けたら、今年のニュースの特集をやっていました。

その中で、日馬富士の暴行事件の話を視ていたら、相撲界って、つくづく異様だなぁと感じました。
もちろん、貴乃花親方の行動も変ですが・・・日本相撲協会の行動も変ですね。

そもそも、貴乃花親方が、相撲協会に報告せずに警察に届け出たのが問題となっていますが・・・本来ならば、現場に居合わせた力士が、真っ先に相撲協会に報告すべきなはず・・・しかし、その点については、まったくお咎めなし。
あるいは、居合わせた者からの報告はあったのに、相撲協会はもみ消したのでしょうか?・・・なんとなく、相撲協会だったら、そのくらいの事やりそうな気がするのが、怖いところです。

そういえば、貴ノ岩は最初に、ビール瓶で殴られたと言っていましたが・・・それで、思い出すのは、以前、時津風部屋の力士が、親方や兄弟子にビール瓶で殴られ死亡した事件・・・稽古なのか?リンチなのか?判らない話でした。
あの事件の記憶があったから、貴ノ岩がビール瓶と言ったのか?それとも、本当にビール瓶を使ったのに、日馬富士や周囲がマズイと思って、カラオケのリモコンという事にしたのか?なんて、勘ぐってしまいます。

ちなみに、日馬富士は、事件後、他の連中とラーメンを食べに行ったそうで・・・ひょっとしたら、相撲の世界では、こんな暴力沙汰は、日常茶飯事なのかもしれません。

日馬富士横綱だったから、引退という形になったけど・・・もし、普通の力士だったら、どんな処分になっていたのでしょうか?
横綱の品格とか言われますが・・・朝青龍の時に大きく言われるようになったみたいで、よく判らないですね。

そもそも、相撲は国技で神事という一面があるのですが、一方で、格闘技という一面もあるから、よく判らなくなるのだと思います。
神事として、古いしきたりを守るのか?格闘技として、プロレスのようにするのか?
外国人力士も増えたし、ここいらへんの区別をハッキリさせた方が良いような気がします。