時代の変化

昨日のニュースで、天皇陛下の退位日が、2019年4月30日に決まって・・・翌5月1日に、皇太子さまが新天皇に即位する事にきまったそうですね。
それに伴って年号も変わるので・・・職場では、長期の工事や保守契約の見積もりに書く期間を西暦に変更しなければならない、なんていう問題が発生しています。

ところで、来年が明治150年なので、どうせなら年号が変わるのも来年にすれば良いのに・・・と、思ったのは私だけでしょうか?

ちなみに、私の年代だと、子供の頃に明治100年って言っていた記憶があります。
あれから、50年経ってしまったのですね。

そういえば、昨日のNHK歴史秘話ヒストリアは、「北の大地に夢をひらけ! お殿さまの北海道開拓史」というタイトルで、伊逹邦成を取り上げていました。
実は、伊逹邦成って知らなかったのですけど・・・不毛の地と思われていた蝦夷地を、農業王国の北海道へと変えた苦労にちょっと感動しました。

その頃の暮らしを考えると・・・明治150年のうち、最初の50年の間に、いかに大きな変革があったのかという事に驚かされます。
それに続く50年も、太平洋戦争とかあって、かなり変化がありました。
でも、最期の50年・・・つまり、私が知っている50年前からは、そんなに変わっていないような気がします。

おそらく、明治維新の頃に子供だった人は、その変化についていくのが大変だったと思います。
もちろん、太平洋戦争を経験した人も、戦前・戦後の変化についていくのが大変だったでしょう。

なんとなく、時代の変化というのは、新しいほど大きいような気がしていたのですが・・・どうやら、違うみたいです。
時代の変化についていくのが大変だ・・・なんて、言っていられないですね。