アコギも高い

ここのところ、ギブソン以外のフルアコについて書いてきました。
最近、ヴィンテージ・ギターの値上がりが目立ちますが、ギブソン以外のフルアコは、それほど値上がりしていないような気がします。

ここのところ、一時期、途絶えていた、楽器店の中古楽器セールが開催されるようになって・・・結構、ヴィンテージ・ギターが並べられるようになり、球数は増えているようなのですが・・・かなり強気の値段がついていて、とても手が出ません。

少し前までは、かつてのアンプラグド・ブームで購入したギターを売り出す人がいたので・・・アコースティック・ギターは安かったのですが・・・こちらも、最近は、高くなってしまいました。

例えば、アンプラグド・ブームの頃に、かなりの数が売られていた、60年代後半のギブソンJ-45やJ-50ですが・・・半年前ぐらいは、20万円台で売られていたのに、軒並み30万円台になっています。
ちょっと状態が良いのは、40万円台も珍しくありません。
売られている球数は多いので・・・おそらく、お店で、半年前から売られている物の値札を付け替えている物も多いように思うのですが・・・なんで、こんな状況になってしまったのでしょうか?

個人的には、この時代のJ-45とかJ-50って嫌いではないのですが・・・ネックは細いし、サウンドはカシャkシャして帯域が狭く個性的なので、どんな楽曲に合うという訳ではありません。
値段が安かったから、ヴィンテージ初心者に売れていたのですが・・・これに40万円も払うのか?と考えると、おススメできませんね。

確かに、海外では、ヴィンテージ・ギターの価格が高騰しているようですが・・・日本では、ギターを買う人は減っているみたいなので、こんな状況だと、今後どうなってしまうのか心配です。

イメージ 1
ギブソン J-50 1968年製