原発問題

今日は、豪雨になったり晴れ間がのぞいたり、目まぐるしい天気でした。
なんとなく、衆議院の解散で、情勢が急激に変わっていているのを反映しているような感じですね。

ところで、最近の自動車についても、情勢が大きく変わっているようです。
IOTの導入とか完全自動運転などの技術革新もそうですが・・・電気自動車へのシフトも急速に進んでいて、日本車メーカーも、うかうかしていられません。

ヨーロッパでは、2040年までに、ガソリン車やディーゼル車を全廃する事が、次々と決まっていますが・・・中国でも全廃する事が確実になってきているみたいです。
その主な理由は、PM2.5のような大気汚染の悪化によるもので・・・ヨーロッパよりも先に、全廃する動きだと言われています。

しかし、ヨーロッパのような再生可能エネルギーによる発電への転換が進んでいる地域と違って・・・化石燃料による発電が主流の国では、電気自動車にシフトしても、温室効果ガスの増加を抑える事にはなりません。
わが国でも次期エコカーとして、水素なんかに注目が集まったのは、現状のままで電気自動車が増えれば、火力発電所での発電量が増えることになり、温室効果ガスの削減につながらないという理由もあったからです。

ところが、世界的な流れで電気自動車へシフトするとなると、このままでは、発電所での発電量の増加は、休止している原発に頼らなければならなくなります。
どうも、のど元過ぎれば熱さ忘れるといった感じで、一時期ほど、脱原発の動きは進んでいませんが・・・発電量の増加に対応するためには、早急に再生可能エネルギーによる発電にシフトする必要性があると考えています。

先日、小池都知事と小泉元総理が会談して、希望の党脱原発を目指す感じになりましたが・・・もっと、原発問題を衆院選の争点にしても良いのではないでしょうか?