一戸建ての方が安い?

いつのまにか、我が家の隣にできたアパートにも、住人が入り始めているようです。
8部屋あるうちの、少なくとも2部屋に灯りが点いているのが確認できます。

もっとも、今時、引っ越しの挨拶なんて無いので、どんな人が住んでいるのか?さっぱり判りません。
ゴミ出しなどのルールをちゃんと守ってくれる人だと嬉しいのですが・・・

以前も書きましたが、最近、我が家の近くでは、アパートだけでなく、一戸建て住宅も沢山建てられています。
この風景を見ると、実感に乏しいですが・・・世の中、景気が良いのだろう、と思ってしまいます。

そういえば、首都圏近郊の住宅地では、マンションよりも一戸建ての方が安いという現象が起きているそうです。

なんでも、マンションを建てるのには、一定規模以上の土地が必要なのですが・・・そのような土地は、商業施設や病院その他、福祉施設など、多くの需要があるので、競争が激しく値上がりしているそうです。
それに対して、相続する人がいない等で、土地を手放す人が増えているのですが・・・それは、住宅地の中にぽっかりとあるので、一戸建て住宅を建てるしか需要がなく、土地が安く取引されるそうです。

その結果、マンションよりもゆったりとした間取りのくせに価格が安い一戸建てが増えているそうです。
そういえば、我が家の近くでは、かつて一軒の家が建っていたところに、2軒家が建つケースも多いので、そんなことも一戸建ての価格が安くなる要因かもしれません。

かつては、通勤時間が長くても、一国一城の主になるため、一戸建てを買うという時代もありましたが・・・今では、近距離のタワーマンションの方が好まれるとか・・・いつのまにか、価値観が変わってしまったのですね。

もちろん、メンテナンス等の管理が楽という事で、高くてもマンションを選ぶ人も多いようですが・・・最近、老朽化したマンションでは、住民の同意が得られないため、メンテナンス工事が行われないなんて問題も起きているようですので、長く住むのでしたら、一戸建ての方が良いような気がします。