夏季スクーリングの成績

以前も書きましたが、大学の通信教育を勉強しています。
7月に受講した夏季スクーリングの成績が、半分忘れた頃に届きました。

結果をみて、当時の苦労を思い出しました。

そもそも、理工学部を卒業して、技術者として働いてきたので、文科系は畑違いなのですが・・・個人的興味から文学部史学科を選択したので、楽ではないのは当たり前でした。
ところが、今まで、通信教育で法学部と経済学部を卒業した経験もあったので・・・スクーリングを甘く見ていた部分があったのです。

ちなみに、通信教育においては、通常のレポートを提出して合格した後に、試験を受けて合格し単位を取得するという手順は、結構大変です。
なぜなら、試験範囲が教科書全部なので、ヤマをかけるのが難しいのです。
ところが、スクーリングだと、授業でやった範囲が試験範囲だし・・・教授によっては、試験に出そうな個所を教えてくれる事もあるのです。

そんなわけで・・・昨秋に入学したばかりのくせに、今回のスクーリングでは、なんとかなるだろうという気持ちで、初学者向けの科目でなく、専門的な科目を選んでしまったのです。
その結果、確かに講義の内容はマニアックで興味深いものでしたが・・・資料の漢文を読むというような、ベースとなる能力が無いため、授業について行く事ができません。

そのうえ、今回の教授は、授業で学生をさすタイプだったので・・・スクーリング期間中は、毎日、予習復習をみっちりしていっても、すんなりと答える事ができずに冷や汗ものでした。

・・・で、今日届いた成績は、じゃ~ん、Aでした・・・・これをみたら、あの時の苦労が報われた気がしました。
もっとも、自分的には、なんとか単位はもらえるのではないか?なんて、覚悟していたぐらいだったので・・・結構、教授がオマケをしてくれたというのが本当なのでしょう。