人種差別発言

ニュースによると、トランプ大統領の人種差別発言で、諮問会議へ参加する企業幹部の委員が相次いで辞任しているそうです。
その結果、製造業評議会と戦略・政策フォーラムの二つの諮問会議は解散になったとか。

もともと、移民を制限したりメキシコとの国境に壁を作ると言ったりしていたので・・・今更なんでトランプ大統領の人種差別的姿勢を問題視するのが不思議な気もします。

そもそも、辞めた企業幹部はアメリカ・ファーストで景気が良くなる事は、自分たちの利益になるという目論見でトランプ政権に協力していたという側面があったような気がします。
だから、これらの企業幹部は、人種差別発言に嫌悪してというよりも・・・トランプ大統領に協力することで、企業イメージを下げて、製品の売り上げなどが落ちる事を懸念したのではないでしょうか?

しかし、北朝鮮との対立が少し弱まってきたかと思っていたら、この政権のガタツキ・・・こんな体たらくだと、北朝鮮や中国に足元をみられるのではないでしょうか?
日本はツー・プラス・ツーで、対応を検討したかったのに、肝心のアメリカが頼りになるのか?少し不安になってきました。

そうえいば、南アフリカマンデラ元大統領の言葉を引用した、オバマ元大統領の発言に賞賛の声が上がっていて・・・あなたが大統領だったら良かったのに、なんてコメントが集まっているそうです。
しかし、オバマ元大統領の経済問題等の政治的な実行力の弱さに対する反動が、トランプ政権を生み出した事を考えると・・・こんな感じで、トランプ大統領の政治的な実行力が弱まってしまうのは、皮肉な感じですね。