先日、ネットオークションで仁王像を落札した事を書きました。
届いた木像は、まさに木の中にあった仁王様を掘り出したような印象を受ける素晴らしいものでした。
この事に気を良くして、またネットオークションで、ピンときた仏像を落札してしまいました。
なぜピンときたのか?というと・・・単に優しそうな顔の表情が良かったのですけど。
それは、如来とか菩薩といった類の仏像ではなく、普通のお坊さんの仏像だったので、人気がないみたいで安く落札できたのです。
届いた仏像は、前回の仁王像とは異なり、思っていたよりも小さく、黒く煤けていますが時代的にも最近のもののようです。
おそらく、線香の煙があたるような場所に飾られていたので煤けたものだと思います。
細工は細かいのですが、最近の技術で掘り出しているようで・・・残念ながら、前回の仁王像ほどインパクトを感じられません。
もっとも、仁王像が良すぎたので・・・落札価格を考えれば、今回の木造も掘り出しものと言えるでしょう。
その後、あれこれ調べたのですが・・・どうやら、この木像は、法然上人のようです。
似たような数珠を持っているポーズの木造が多いのと・・・光輪に3体の仏像のような物が彫られている事から、そうではないかと思っています。
もっとも、顔の表情は、他の法然上人の仏像とは違っているような気もします。
法然上人については、あまり知識が無いのですが・・・これも何かの縁なので、あれこれ調べてみようかな?と思っています。
法然上人像?