介護中の歯医者と理容室

昨日は、ブロック塀に登って庭木の手入れをしていてバランスを崩し、飛び降りたときに着地に失敗し、お尻を痛めたという話を書きました。
その後、認知症の母を理容室に連れて行った時に、私の姿が見えないと不安気になるので、鏡の横に立っていたのですが・・・お尻が痛くて辛かったです。

そういえば、在宅介護をしていた時にも、苦労したのが歯医者と美容室でした。
歯医者については、これまでも書いた事がありますが・・・・たびたび、入れ歯を紛失してしまって、探しても見つからないので・・・そのたびにお世話になっていました。
もちろん、美容室については、ほっておいても髪の毛が伸びてくるので、定期的に連れていかなければならないのです。

母の場合、正常圧水頭症という病気で、症状は認知症パーキンソン病のような歩行障害なので・・・連れて行くところは限られます。
まずは、あまり歩けないので、駐車場があるところ・・・そして、お客が少なく、待ち時間が長くないところです。

待ち時間については、予約ができるところが多いので、そんなに問題ではないのですが・・・混雑していると、母が不安がるし、他のお客さんの迷惑にもなるのです。
ところが、お客が少ないようなところで、駐車場があるところって、意外と少ないのです。

で、上記の条件を満たすところに連れていくのですが・・・治療中やカット中に、母が大人しくしているように、傍で注意していなければならないのです。
もちろん、お医者さんや美容師さんも、状態を理解して頂いて、優しく対応してくれる方でないと困るのです。

そんな感じで、毎回、連れて行くのは、やっと見つけた決まったところになるですが・・・そのような稀有なところって、やはり儲かっていないみたいで・・・
かつては、高齢の歯医者さんだったので、廃業してしまったり・・・新聞に載るような事件があって、美容室が閉鎖になってしまった事があり・・・苦労して、次を探したものでした。

これから、特別養護老人ホームとかに入ったら、歯医者とか美容室って、どうなるのか?ちょっと気になります。