価格競争

昨日は、色々な事があって奇妙な1日だったので、疲れてしまったという事を書きました。
そんな感じなので、風邪気味なのが、なかなか治りません。

そのせいか、いつもは夢を見る事が少ないのですが・・・昨晩は夢をみました。
それは、看護婦らしき女性が、「お父さん、無事に産まれましたよ」と、タオルにくるまれた赤ん坊を渡してくれたのです・・・抱いたときの重さや感触が妙にリアルで・・・目が覚めました。

なんで、こんな夢を見たのか不思議です・・・もちろん、父親になった経験はないし・・・最近、赤ん坊を連想させるような出来事もないし、テレビ等でも視た記憶がありません。
夢の中の赤ん坊の母親が誰なのか?気になったのですが・・・再び眠りについても、夢を見る事はなく、朝、目が覚めました。

ちなみに、昨日見たテレビで気になったのは、「ビートたけしのTVタックル」で・・・格安旅行、格安クリーニング、もやしや豆腐といった、行き過ぎた価格競争を取り上げた内容でした。

もちろん、消費者にとって、価格が安いのは良い事なのですが・・・サービスや品質の悪化、良心的な業者や生産者が廃業に追い込まれているといった状況だそうです。

そういえば、先日倒産した格安旅行会社「てるみくらぶ」について・・・
高額な新聞広告を出すようになって赤字になったという話を聞いて、無理な経営拡大を図ったように思っていたのですが・・・もともとネットで格安旅行を販売していたのが、旅行代金の比較サイトが登場して、価格競争が激化・・・そのため、ネットを使わないシニア層をターゲットにせざるを得なくなったという実情があったそうです。

どうも、消費者の価格重視の傾向にも問題がありそうで・・・明らかに適正価格ではないものは、なにがしら問題があるという事を理解しなければいけないと思います。
価格の比較だけでなく、サービスとか品質・・・そして、リスクが少ないという安心感も比較する必要もあると考えます。

番組の終わりに、ビートたけし氏が「給料が安いから、安い物しか買わない・・・売れないから安くする・・・コストダウンのために給料が減る・・・というデフレのスパイラルになる」といった様な事を話していましたが・・・これがアベノミクスの結果なのでしょうか?

もし、夢みたいに赤ん坊が産まれたとしても、将来に希望は持てそうもありませんね。