アパート経営

昨日は、地域医療構想の結果、2025年には入院ベッドを15万床削減するというニュースについて書きました。
在宅医療が増えると、介護離職や中高生による祖父母の介護が増えるような気がします。

政府は、どうも目先の経済問題に対処ばかりしていて、長期的な展望がないよう気がします。
景気の気は気分の気だというそうですが・・・将来に希望が持てなくなるような経済政策ばかりだと、みんなが消費にお金を使わず貯蓄してしまい・・・景気が悪くなると思います。

今日の日経の報道によると、タンス預金が2月末時点で43兆円と前年同月比8%増えたそうで・・・増加額の3兆円はGDPの0.6%に当たるそうです。
もちろん、将来を不安視するのが主な要因なのですが・・・マイナンバーの導入で、銀行に預けていると資産がバレてしまうという理由もあるそうです。

銀行に貯金をすれば、企業の融資に回る等、少しは経済活動に貢献するのですが、タンス預金したお金は経済的には死んだも同然・・・もし火事にでもなったら、本当に意味がありません。
マイナンバーの導入で税収は増えるでしょうが・・・これで良いのかと思ってしまいます。

話は変わりますが、産経の記事によるとアパート・ローンが過熱気味でプチバブルの様相を示しているとか・・・住宅ローンに比べると高い金利が望めるので、金融機関が貸付を薦めることもあり、投資としてのアパートやマンションをローンで建てる人が増えているそうです。

そもそも、土地を持っている人などによる税金対策としてのアパート経営などが増えていたそうですが・・・最近はサラリーマン等にアパート・ローンを組ませて、投資としてアパート経営を薦めるケースも増えているそうです。

一見すると、確実な投資のように思えるので、将来に不安を持つ人の中には、アパート経営に乗り出す人もいるのでしょう。
しかし、人口が減少している中、簡単に入居者が集まらないという現実もあり・・・物件の過剰供給で賃料を下げざるを得なく、ローンを払いきれず不良債権になるなど、トラブルも目立つとか・・・
噂では、サラリーマンなどを対象にアパート経営の講座を開き・・・数名のアルバイトに数か月だけ住まわせて、絶対に儲かると不良物件を紹介し、お金を巻き上げる悪徳業者もいるそうです。

実は、我が家の隣でも、アパートを建築中なのですが・・・まさか、空き室だらけの不良物件なんて事にならないか?不安になってしまいました。