石原元都知事の会見

さきほど、石原元都知事の会見のニュースを流していました。
この会見について、街中でインタヴューをしていましたが、世間の人の反応はガッカリしたというのが多かったように思えます。

中でも、印象に残ったのが「何の準備もしてこなくて会見に臨んだようで驚いた」というのがあり、私も、まさにそう感じました。

特に、目新しい事は何もなく、一体何のために会見を開いたのか判りません・・・あれでは、むしろ逆効果・・・世間の人の印象を悪くするために、会見を開いたのでは?と、疑ってしまいます。

なんでも、会見に臨む前に「果たし合いに行く侍の気持ち」、「座して死を待つ気はない」などと言っていたそうですが・・・戦わずして、逃げに終始したような感じです。

自らを侍というくせに、他人のせいにばかりするのも、いけませんね。
部下の不始末の責任を負うのが上司と、よく言われますが・・・そこまで言わなくても、自分で選んだ腹心の副知事なのだから、その人のせいにするのなら、自分にも任命責任があるというか、人を見る目が無かったという事を認めなければいけませんね。

また、瑕疵担保の書類についても、記憶に無い、都知事の印は誰かが勝手に押したのだろうだなんて・・・
知らないうちに、誰かが好き勝手に、書類に都知事の印を押せるような環境を放置していたなんていう方が問題のように思えます。
もし、そんな状態だったのなら、他にも、都知事の印が押されたトンデモナイ書類が沢山出てくるかもしれませんね。

こんなに、無責任でいい加減な人間だったなんて、今まで石原氏に抱いていた印象が変わってしまいました。

逆境の時にこそ、その人の本性が判ると言いますが・・・のっていた都知事時代とは、まるで性格が変わってしまったみたいです。

こんな意味のない会見を開くなんて、判断力も低下しているみたいだし・・・これも、歳のせいなのでしょうか?