変化のスピード

今日は、寒かったですね。そのせいか、朝、起きた時から鼻水が出て、風邪気味・・・でも、仕事納めなので、一日頑張ればと思って、出勤しました。
もっとも、仕事納めと言っても、昔の様に、大掃除したり、飲み会やったりもなく・・・幹部の講話はありましたが・・・後は、ほぼ普段通り・・・これも時代の流れなのでしょう。

この時期、テレビは特番ばかり・・・平年は、その年を振り返る番組が多いのですけど・・・今年は、平成最後の年末というせいか、平成の30年間を振り返る番組が多いような気がします。

私なんか、歳のせいか、平成になったのは、ついこの間みたいな気がするのですけど・・・改めて、振り返ると、様々な事がありましたね。
もちろん、インターネットの普及は大きな出来事ですけど・・・生活の上では、大して変化がなかったような気がするのも・・・ついこの間のような気がするのかもしれません。

先日、NHK大河ドラマ西郷どん」が終わりましたけど・・・明治維新の頃って、変化のスピードって凄かったと思うのです。
例えば、平成と同じ30年間というスパンで考えると、日清戦争で日本が勝利したのが明治28年・・・30年前は、戊辰戦争前の江戸時代で、侍がちょんまげしていました。
さらに、日露戦争で、日本がヨーロッパの大国ロシアに勝利したのは明治37年・・・30年前は、未だ西南戦争も始まっていません。
こんなに短期間に、一等国の仲間入りを実現したなんて、当時の日本人が、いかに努力したのか判りますし・・・おそらく、市民生活でも、時代の変化についていくのが大変だったと思います。

さらに、この前に東京オリンピックが開催されたのが1964年・・・第二次世界大戦で焼け野原なってから、20年も経っていません。
こんなに短期間に復興したのも驚きですね。

一般には、変化のスピードはどんどん速くなっていると言われますけど・・・考えてみると、そんなことはないみたいです。
比較したら、平成の30年間は、むしろ停滞していたような印象がして・・・時代の変化についていけない、なんて言ってられないですね。