75歳以上

新車登録台数で4年ぶりにプリウスがトップになったそうです。
もっとも、アメリカでは新型プリウスは不人気で売れていないという話も聞きます。

私は旧型のプリウスに乗っているのですが・・・新型のスタイルが、どうもピンときません。
私の感覚が、アメリカ的なのでしょうか?
もちろん、お金が無いという事もあるのですが、買い替えようという気になりません。

昔は、カローラやサニーのように、いわゆるファミリーカーが売れていたのですが・・・最近は、ライフスタイルが多様化したので、セダンに限らず、いろんなタイプの車が売れるようになりました。
機能の面でも、昔はツインカムやターボ、4WDといったものが大衆にアピールしたのですが、現在は、人それぞれ欲しい機能が異なるようです。
もちろん、プリウスを購入する人も、ハイブリッドという機能ではなく、環境への配慮、燃費の良さなんかが購入の要因になっているのではないでしょうか?

そういえば、日本老年学会の提言で「高齢者は75歳以上」というのが話題になっています。
もちろん、年金や高齢者医療費などを抑制し、労働年齢を引き上げ労働人口を増やす事にも、関係しています。
反面、老後がなくなるとか、下流老人の対策をどうするか、といった問題もあります。

思うに、車の好みが多様化したのと同様に、ライフスタイルの多様化に伴い、昔のように一律に○○才でと線引きするのが無理があるような感じがします。
過ごしてきた環境により、同じ65歳でも、溌剌としている人もいれば、すっかり老け込んだ人もいます。

よく、体力年齢とか脳年齢とか検査して、実際の年よりも若いとか年取っているとか、言われますが・・・そういった数値をもとにして、体力年齢が若い人は、肉体を使う仕事を、脳年齢が若い人は、頭を使う仕事をするようにした方が良いのではないでしょうか?
もちろん、年が若くても肉体が衰えている人とか、脳が衰えている人もいるわけで、そういった人の代わりに、年配でも、肉体年齢が若い人とか、脳年齢が若い人を使う方が、企業としても良いような気がします。