年金制度って、これでいいの?

昨日は、早退して、母の後期高齢者医療制度を支払いに銀行に行ったら、窓口の女性が美人だったという事を書きました。
さらに、帰りの電車で前に座った女性も美人だったので、仕方なく早退したのですが、結果として良かったですね。

ちなみに、通常、後期高齢者医療保険料は年金から天引きされるので、その先入観から、通知が届いた時に見落としてしまいましたが・・・金額の変更があった場合などには、振込用紙が同封されているので、窓口で支払わなければならないそうです。

年金と言えば、昨日のニュースで、年金の所得代替率が低下したと言っていました。
なんでも、現役世代の平均所得に比べて、年金の支給額が61.7%になるそうで・・・さらに、実質賃金の伸びが1%以下の状況が続くと2050年代には40%台まで低下するそうです。

ちなみに、現在20歳の人が、現在の水準の年金を貰おうとすると、68歳まで働いてから支給されるようにしなければならないとか。
こうなると、若い世代に年金を納めろというのが申し訳ないような気がします。
もちろん、私の世代では、若い世代に年金を納めてもらわないと、年金受給額が減るのですが・・・はっきり言って、若い世代は年金に頼らず、自分で何とかした方が良いのではないでしょうか?

もちろん、政治家は高齢者ばかりだから、自分たちの世代が有利になるように、年金制度を維持しようとするのでしょう。
なんでも、パート等の加入とか、支給開始年齢を上げるとか、保険料を納める年齢を引き上げる等が検討されているそうです。
そうまでして、年金制度を維持する必要があるのか?なんて思ってしまいます。

そもそも、年金制度って、高度経済成長期の代物で・・・景気が良い事を前提にしている他に、戦後の皆で助け合おうという思想もあるような気がします。

そういえば、近年、学校の先生の長時間労働とか、教育委員会やPTA等が力を持った事による労働環境の悪化がありますが・・・これは、日教組の力が弱まったから、と言われています。
どうも、日教組に限らず、労働組合って、すっかり力が無くなってしまいました。

労働組合が弱体化したのは、皆で助け合うというよりは、個人主義が台頭したという面があり・・・そう考えると、年金制度も時代にあっていないような気がします。
お年寄りを現役世代が支えるという仕組みではなく、新たに、個人主義に基づいた制度を考えた方が良いのではないでしょうか?