定年後どう生き抜くか?

昨日のテレ朝「ビートたけしのTVタックル」は、定年後をどう生き抜くか?という話題を取り上げていました。
題して「70歳まで働くのは当たり前!? 定年後をどう生き抜く? 人生100年時代の大問題SP 」という事で、自分は年齢的には関連するので、興味を持って視ました。

このタイトル・・・もちろん、政府が企業の継続雇用を70歳まで引き上げる政策を発表した事を反映したものです。
私の場合、母の特養の料金を支払う事などを考えると・・・・70歳まで働けるのは、良い案のように思えたのですが・・・どうやら、そんなに生易しい事でもなさそうです。

そもそも、70歳まで雇用を延ばすのは、年金受給開始を68歳まで遅らせる事に関連しているようです。
もちろん、継続雇用を延ばすのは大企業の正社員が対象で、非正規雇用の場合とか中小企業などでは、対象ではないみたいです。
ちなみに、現状では、中小企業では70歳以上も雇用しているケースも多いとか・・・

一応、今の会社はそこそこの規模なので、雇用継続を70歳まで伸ばしてくれそうな感じなのですが・・・現在の会社で継続雇用して貰っても、賃金が大幅にさがるので、定年再就職も考慮したいところです。

ところで、シニア再就職には下記の3つの壁があるようです。
1.年下の上司に従えない
2.条件を厳しくして選択肢を狭めてしまう
3.外国人労働者やAIとバッティング

3についても政府が推進しているので、これが高齢者が働く事を阻害するのは、矛盾していると指摘する発言もありましたが・・・将来的には、AIやロボットにより、労働力不足が解消する事は避けられないと思います。
となると・・・年金受給開始年齢だけが遅くなり、その間の収入をどうするか?という問題が残ります。

番組では、介護の資格を取る講座を紹介していましたが・・・結構、肉体的に厳しいという受講者のインタビューもあったように・・・確かに、母のいる特養の職員の仕事をみると、定年退職後に長く続けるには大変そうです。
でも、肉体労働も厭わないようでなければ、選択肢を狭めてしまうみたいですね。

やはり、単純労働は外国人労働者やAIとバッティングするし・・・スキルが無いと再就職は難しいみたいですが・・・それも、自分のスキルを若い人に教える能力とか、一つのスキル持っているだけでは駄目だそうです。

技術者なんて・・・そのスキルは、すぐに陳腐化してしまうし・・・やはり、私の場合は、現在の会社で継続雇用してもらうしかなさそうな感じですかね。