ブロックチェーンの影響

昨日は、政府が検討を進めている70歳までの雇用継続について書きました。
年金の受給年齢の引き上げとセットのようですが・・・同様に政府が進めているAIや外国人労働者とバッティングするので、有効なスキルが無いと再就職は難しそうです。

そういえば、今日、読んだ記事でブロックチェーンの影響と課題というのがありました。
ブロックチェーンの革新性は認識していても・・・その影響力や生活への浸透力の早さについては、まだまだ認識が足りなかったようです。
なんでも、後10年もすればブロックチェーンについては現在のインターネットと同様なぐらい当たり前に語られているだろう、という事です。

昨日は、高齢者が再就職する時、単純労働はAIやロボットに置き換わってします可能性が高いという事を書きましたが・・・再就職の要望が多い事務職でも、特に経理などはAIに置き換わる可能性が高いと言われています。
そんな中、銀行員の人員整理なども進行していますが・・・仮想通貨の広まりにより、金融機関自体の存在が危ぶまれています。

かつての日本では、護送船団方式などと言われて金融機関を保護していましたが・・・仮想通貨自体が、量的緩和などの政府による管理を受けないので、金融機関を保護しても意味がありませんね。
政府による管理を受けないという事は、国家間の経済問題なんかも解消してしまいます。

ところで、ブロックチェーンを使うのは仮想通貨だけに限ったものではありません。
管理するのは使う人全員、記録が全て残る、改ざんされてもすぐに見つかるなどの特徴は・・・これまでのように権威を持ったところが、一元的に管理する必要がなくなるため・・・例えば、文書記録を扱う役所なんて存在は意味がなくなると言われています。

こうなると、昔から固い安定した職業だと思われていた、銀行や役所なんていうのも、どうなるか判りません。
もちろん、AIに職を奪われるとかいう問題もあるので・・・高齢者の再就職どころか、若い人でも、職業によっては、今のうちから転職を考えた方がよさそうな時代になったようです。
なんとなく、政府の検討なんかよりも、時代の動きの方が早そうな感じがします。

ところで、記事にあったブロックチェーンの課題とは・・・インターネットが爆発的に広まったのは、標準化が進んだためで・・・同様に、ブロックチェーンも国際機関などにより標準化が進む事が大事だと事です。
おそらく標準化されると、インターネット以上に私たちの生活を変えてしまうと思われるので・・・今のうちから、心構えをしておいた方が良さそうですね。