ウォッシュバーン

今日は、天皇誕生日でした。
昨年は、一般参賀に行ったので、今日も行ってみようかと思ったのですが・・・退位前の最後になるかもしれないので、皇居には大勢の人が訪れているというニュースだったので、とりやめにしました。

で、昨夜の風雨のために、沢山の落ち葉があったので、それを掃いたり、年賀状を描いたりして過ごしました。

それから、ネットで楽器屋さんの入荷情報を見ていたら、古いウォッシュバーンのパーラー・タイプのアコギを見つけました。

最近は、この辺のマーチンの古いアコギがかなり高価になったので、他のメーカーのパーラー・タイプの入荷が増えているみたいです。
大抵の場合、ハカランダが使われているので、そこそこの価格で売られていますが・・・玉石混交といった感じで、安物もあればラーソン・ブラザースのようにマーチンに引けを取らない物もあります。

マーチンもそうですが・・・気をつけなければいけないのは、スティール弦に対応していない物に無理やりスティール弦を張っている場合があります。
もちろん、スティール弦の張力に対応するために、改造された物もありますが・・・もし、購入するときには、年式などを、良く確認した方が良いです。

ウォッシュバーンは、戦前のアメリカで一番のメーカーで、年間1万本ものギターを作っていたそうです。
ちなみに、同時期のマーチンは年間400本位でした。

このため、ウォッシュバーンの安価なモデルは、大量生産でそれなりの出来ですが、ハイエンド・モデルは、マーチンに負けない出来になります。

楽器屋によっては、安価だったモデルに高いプライスを付けている場合もあるので、注意が必要です。
反対に、高級モデルを安く売っている場合もあるので、見つけた場合はラッキーです。

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ウォッシュバーン #5238 De Luxe 1934年
戦前の最高機種 マーチンの00-45と同価格
マーチンのようなパール・インレイでなく、金箔のステンシルという高級さがユニークです。
ハカランダのサイド&バック、Xブレイシング、へリングボーン・トリムは30年代になってから