TAB譜

昨日は、アイランド・レコードに所属した事のあるミュージシャンについて書きました。
やはり、アイランドといえば、ブリティッシュ・ロックの新人を発掘するレーベルというイメージが強いですね。

で、アイランド・レコードに所属していたフリーの「オール・ライト・ナウ」は、昔は、誰もがコピーした名曲でした。

もちろん、私もコピーしましたが、楽譜とかなくて、耳コピーでした。
あの曲は、意外と簡単だったような記憶がありますが・・・耳コピーできなくて、断念する曲も、結構ありました。

昔は、私の周りでギターを弾くやつらも、耳コピーが多かったと思います。
当時は、ギター関係のスコアでも、コード進行しか書いていないものが多くて、TAB譜が載っているのは少なかったような記憶があります。
ギター雑誌に載っていたスコアでも、1曲だけTAB譜が載っていて、他の曲はコードだけでした。

だから、弾きたい曲が、TAB譜で載っていた時は、大喜びでしたが・・・意外と、採譜間違いが多くて、がっかりすることもありました。
そのうち、ギター雑誌にTAB譜が何曲も載るようになって、採譜も正しくなったので・・・かなり、お世話になりました。

ちなみにTAB譜とは、タブラチュアの略で、楽器固有の演奏方法を、表記する譜面だそうです。
確かに、チョーキングとかヴィブラート等のギター特有の演奏方法は、普通の五線譜では表せないですものね。

なお、五線譜は、音楽の授業で習っただけで・・・キーボード等を弾くときなんかには使用しますが、すんなり読めるという訳ではありません。
そんな訳で、ギターのTAB譜というのは、素晴らしい発明だと思っています。

最近は、若者の音楽離れ、ギター離れとか言われていて・・・ネットでダウンロードもできるので、本屋や楽器屋で、楽譜のコーナーが、激減しているのが、ちょっぴり悲しいです。