ダブル・ネックとバースト

昨日は、、「イーグルス・グレイテスト・ヒッツ VOL.2」について書きました。
ベスト盤と言っても、「ホテルカリフォルニア」と「ロングラン」の2作品からの曲がメインです。

もっとも、この2作品は傑作なので、結構、聞きごたえがあります。
なかでも、「ホテル・カリフォルニア」は、70年代を代表する名曲ですね。

当時、私たちのようなギター・キッズは、みんなコピーしたものですが・・・あの曲は、かなりの本数のギターがオーバーダビングされているので、雰囲気を再現するのは大変でした。
確か、ヤングギター誌にTAB譜が載っていていたのですが・・・コピー度は今一つだった記憶があります。
それと、途中で入るピッキングハーモニクスも、キレイに決めるのが、意外と難しかったですね。

もちろん、イントロの12弦ギターも難題で・・・当時、12弦ギターを持っている人は少なかったし・・・持っていても、曲の途中で、6弦に持ち替えるのが大変でした。
イーグルスはライヴで、ドン・フェルダーギブソンのダブルネックを使って対応していたのが印象的で・・・ギター・キッズは、みんな憧れたものです。
おそらく、ツェッペリンの「天国への階段」と「ホテル・カリフォルニア」の2曲が無かったら、ダブルネック・ギターはこれほど普及しなかったでしょう。

憧れたといえば、ドン・フェルダージョー・ウォルシュが使う1959年製と1960年製のギブソンレスポール(いわゆるバースト)も・・・・ジミー・ペイジレスポール同様に、インパクトが大きかったですね。
特にドン・フェルダーのギター・ソロに憧れて、レスポールを入手した人も少なくなかったと思います。

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1975年頃のギブソンEDS-1275
ホテル・カリフォルニアのヒットで1977年からラインナップに復帰しましたが・・・
この当時はカスタム・オーダーでしか手に入りませんでした。

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ギブソン レスポール・スタンダード 1959年製
説明不要の名機ですね。