アイランド・レコード

先日、スティーヴィ・ウィンウッドや、彼が所属していたトラフィックについて書きました。
彼らが所属したレーベルといえば、アイランド・レコードになります。

アイランド・レコードは、素晴らしいブリティッシュ・ロックのバンドが多く所属していたというイメージがあるので、意外に思いますが・・そもそもは、名前の通り、ジャマイカ発祥のレーベルなのです。

そのアイランド・レコードが、ブリティッシュ・ロックのバンドに関わるようになったのは、レーベルを作ったクリス・ブラックウェルが、スティーヴィ・ウィンウッドが所属していた、スペンサー・デイビス・グループを見出した時からだそうです。

ブラックウェルさんの趣味は、どうも私と似ているみたいで・・・私の好きなアーティストが沢山、アイランド・レコードに所属しています。

さらに、U2キング・クリムゾンデフ・レパード、ボン・ジョビなんかもいます。
ジャマイカといえば、当然レゲエなので、ボブ・マーリィ&ウェラーズなんかもいました。

そうそう、ギターを始めた頃には、アイランド所属のフリーも好きで・・・やはり、名曲「オール・ライト・ナウ」はコピーしました。
ポール・コゾフの泣きのヴィブラートやポール・ロジャースのソウルフルなヴォーカルは素晴らしかったですね。
意外かもしれませんけど、山内テツが参加した、ハートブレーカーというアルバムが特に好きでした。

ブラックウェルさんの凄いところは、フリーを含め、多くのミュージシャンを無名の時期に発掘したという点ですね。

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「ファイヤー・アンド・ウォーター」 フリー 東芝EMI
名曲「オールライト・ナウ」を収録する大ヒットアルバム

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「ハートブレイカー」 フリー 東芝EMI
フリーのラスト・アルバムで、ポール・コゾフのギターは、ほとんど聴けない

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「フリー・ストーリー」 フリー 東芝EMI
2枚組のベスト盤

フリー解散後に、ポール・ロジャースとサイモン・カークが作ったスーパー・グループですが・・・
ZEPのスワンソングだと思っていたら、元々ヨーロッパではアイランドだったそうです