アイランド・レコードに所属したアーティスト

昨日は、ジャマイカ発祥のアイランド・レコードの真打ちともいえる、ボブ・マーリィ&ウェイラーズについて書きました。
あらためて、当時の演奏を聴くと、あまりの素晴らしさに驚かされますね。

さて、アイランド・レコードに所属した事のあるアーティストのレコードを引っ張り出してみたのですが・・・なかなか、そうそうたるメンバーですね。

もっとも、売れた時期は、必ずシミアイランド・レコードに所属していた時期とは、一緒ではありません。
人気がなくなってから、所属したアーティストもいれば、他のレーベルに移籍してから売れたアーティストもいます。

先日も書いたように、60年代~70年代は、トラフィックやフリーなどの様に、有望なブリティッシュ・ロックのバンドを発掘する事が多いような感じがします。
キング・クリムゾンEL&Pロキシー・ミュージックなんかも、この枠組みに入るでしょう。
どちらかというと、第一期ブリティッシュ・インベイジョンより、少し遅れて登場したアーティストが多いですね。

また、70年代になると、ジミー・クリフボブ・マーリィ&ウェイラーズのようなレゲエ・バンドを世界に紹介する事も多くなります。

そして、これらのバンドは、80年代には、ほとんど解散したり移籍したりしまいます。

ちょっと、異色なのはU2で・・・デビューが、さらに遅れた1980年で、さらにアイルランド出身です。

そして、80年代にブームとなったハードロック/ヘヴィ・メタルのバンドである、デフ・レパードボン・ジョヴィなんかは、人気が出た後から獲得しています。
この頃になると、有望な新人を発掘するというアイランド・レコードらしさが薄れたような感じがします。

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解散後に発表されたライヴの30cmシングル

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「トゥ・ハーツ・ビート・アズ・ワン」 U2 ポリスター
こちらも30cmシングル

未だアイランドに所属する前の出世作

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「炎のターゲット」 デフ・レパード ユニヴァーサル
こちらも、アイランドに所属する前の出世作